*当サイトはアフェリエイト広告を利用しています。
社労士

社労士って、市場データから見ると将来性ってどうなんだろう?【税理士の市場データから比較・予測】

棒グラフ上昇 社労士
当サイトはアフェリエイト広告を利用しています。

最近、社労士事務所の求人が多いと感じる。
20年前は求人すらなかったんじゃないかと記憶している。
ネームバリューも税理士の方が上で、社労士を知らない人も珍しくなかったのではないか?
でも最近は、社労士の名が知られ、ネームバリューもでてきたのだろうか?

働き方改革、ジョブ型雇用、年金問題等、社労士に関係する話題が多い様に感じる。
そんな中実際のところ、社労士の市場ってどうなっているのだろうか?成長しているのだろうか?将来性はあるのだろうか?と疑問がわいてくる。

と言うことで、社労士と税理士の市場データを比較して、社労士はどのくらい将来性があるのかを推測してみようと思います。
まあ一つの参考としてですが。

この様な方へ向けて、参考になれば
・社労士に将来性があるのか知りたい方
・社労士資格をとって意味あるのかなあ?税理士資格の方が良いのかなあ?と考えている方
・社労士の市場ってどのくらいあるのか知りたい方
・社労士の資格をとって、開業しても大丈夫なのか知りたい方

 

黒ねこ
黒ねこ

社労士って、将来性あるのかなあ? 資格をとる意味あるのかなあ?

しま丸ねこ
しま丸ねこ

そんなの人は人、自分は自分で、意味があると思えばその方向に進めばいいんじゃないの~?
とそれでは面白くないので、市場から推測し、社労士の将来性を解説します!

社労士の将来性

矢印が光へ向かう

まず、結論から話しますと、
社労士の将来性はあります。
社労士の市場が伸びているからです。

とまあこの結論はだいたい皆さん想像がついて、まあそうなんじゃないと思うところだと思いますが。

そこでまあそうなんじゃないと思うところを一般的なデータを使用して解説していきます。

解説にあたり比較するデータがあった方がわかりやすいと思い、税理士の市場データと比較して解説していきます。

 

社労士と税理士の年間売上高・登録者数の推移

折れ線グラフと虫眼鏡

社労士と税理士の年間売上高の推移

まず、社労士と税理士の市場を比較する上で、年間売上高の推移をネットデータから見ていきます。

年間売上高比較

売上高比較棒グラフ

出典:e-Stat サービス産業動向調査 第6表 事業所・企業等の産業(詳細分類)別年間売上高(総数,1事業従事者当たり)及び従業上の地位別事業従事者数

上記の表を作成しました。
グラフからわかるのは、社労士と税理士の市場規模の差ですね。
税理士の年間売上高は、社労士の年間売上高の約17倍あります。

税理士の市場規模がこれだけあるのですから、税理士のネームバリューにも影響を与え、日本では税理士を知らない人はほとんどいないということになるのではないでしょうか?
それに反して市場規模の差からの影響で、社労士を知らない人の方が多いといえるのではないでしょうか?

今回の社労士、税理士の年間売上高の数字は、政府のサンプリング調査なので、完全に正確な数字を表しているわけではありません。ただし、ある程度の実態は表しています。

社労士と税理士の登録者数の推移

前項社労士と税理士の年間売上高から社労士と税理士の市場の大きさと推移を見ました。
では、その市場(需要)に対する供給となる社労士と税理士の登録者数を見ていきたいと思います。

登録者数の表

登録者数グラフ

出典元:社会保険労務士白書 2022年版
出典元:税理士制度|国税庁
出典元:税理士登録者数の推移について記録(令和2年より) | 高木誠税理士事務所 |熊本の税理士

社労士の登録者数は、勤務等登録者数を除いた開業+法人の社員の合計数で算出しています。

まあ当たり前のことですが、税理士登録者数は市場規模も大きいので、数も多いです。
両方の登録者数とも増加傾向です。
税理士の登録者数は、社労士の登録者数の約3倍となっています。

 

社労士と税理士の年間売上高と登録者数の関係

赤と青の人マークが線で繋がっている

前項までで、社労士と税理士の年間売上高と登録者数の数字と推移を見てきましたが、それだけでは、どの数字も全体的に伸びている、税理士の市場の方が格段に大きいぐらいしかわかりません。

ただ、年間売上高がいくら伸びても、市場(需要)に対する供給元である登録者数がそれ以上に増えていれば、供給過多となり美味しい市場ではなくなります。

よって、年間売上高を登録者数で割った数字(登録者一人当たりの年間売上高(=年収))の数字を作り、それを表にしました。

年収表

この年間売上高を登録者数で割った数字(登録者一人当たりの年間売上高(=年収))は、あくまでも便宜上作った数字であり、実際の社労士、税理士の年収平均とは違います。

要するに、売上高が増えても登録者数がそれ以上に増えればこの数値は下がり、逆に売上高があまり増えなくても登録者数が増えていない又は減っていれば、この数字は増えていきます。と言うことで、需要と供給の割合度を表した数字となります。

でもこの数字だけでは、両方増えているなあとしかわからないので、
対前年増加率も計算しグラフにしました。

増加率比較

このグラフでわかる通り、対前年増加率では社労士の方が増加しているということがわかります。

この対前年増加率を足し上げていくと、社労士の増加率の方が税理士の増加率の約3倍上回ていることがわかります。

 

社労士の登録者数/年間売上高の将来予測

手のひらの上にyes

前項のグラフから将来予測をすると、

将来予測

ざっくりですが、予測ラインを引くと2030年には社労士の登録者数/年間売上高が1,000万円ぐらいになることが予測されます。

税理士は登録者数/年間売上高が1,000万円以上クラスなので、だいぶ税理士市場に近かずくことになります。

 

まとめ

税理士は社労士に対して、
年間売上高平均:約17倍
登録者数:約3倍
の市場規模がある。

しかし、

社労士は税理士に対して、
登録者数/年間売り上高の対前年伸び率:約3倍
あり、
税理士より、社労士の市場の方が伸びている。

よって、社労士の方が将来性があると言えます。

社労士は将来性があるのかを社労士と税理士の市場から見てみました。ネットから検索できるデータに基づき計算した表になりますので、正確とは言い切れませんが、多少実態の一片を表していると思います。
あくまでも、参考数値となります。

参考になれば幸いです。

今回使用したデータは少し古いデータとなっています。政府のデータ収集方法が変更となったためか、必要とするデータはこの年代でしか探せなかったためです。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました