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書評

とにかく読むべし!行政書士他 お勧め本4選

4つの本 書評
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日々生活をしていて、何かを変えたい、でもどうしたらと思った時やこれから何をしようか?と思った時に、

資格(行政書士他)でも取れば何か変わるのかなあ?
資格(行政書士他)を取ったけどこれからどうすれば良いのかなあ?
と思ったことはないでしょうか?

何かをする又は何かを変える上で、資格を取ることは絶対ではありません。
しかし、一つの方法ではあります。

その様に思った時に、とりあえず、資格(行政書士他)関係の本を、まず読んでみると言うのはどうでしょうか?
ただ、何を読めば良いのだろう?と普通考えますよね!

そこで、このしま丸ねこが良さげな資格本(行政書士他本)をお勧めしますので、
まあ、騙されたと思って、まずはこの本の紹介のブログを読んで頂ければ!

この様な方へ向けて、参考になれば

・行政書士他について、少し興味があるがどういうことするのかな?何かいい本ないかな?と思っている方
・行政書士他開業前に読む本は?と思っている方
・行政書士他を目指そうと思わせる本はないか?と思っている方
・他士業の資格でも取ろうかなと思っている方

 

お勧め1. 年商 1000 万円をめざす ひとり行政書士 の開業・集客・受任ガイド

ひとり行政書士

上山雅子「年商 1000 万円をめざすひとり行政書士の開業・集客・受任ガイド」
中央経済社(2021年3月25日)

著者・本の構成

著者

著者は、かみやま行政書士事務所の上山雅子先生です。
2013年9月に、40歳代で勤務していた会社を辞め、行政書士開業をした先生です。
(もう開業期間10年になりますね)
開業3年目に年商1,000万円超えをしたすごい先生です。
今では、YouTube、ブログでも大活躍、この本も行政書士関係では、ちょー有名ではないでしょうか?

本の構成

・行政書士の開業について
・行政書士の営業をどう進めていくか
自分自身を知ってもらう

顧客からの問い合わせ

顧客と会う

販売

リピート販売
この様な行政書士の商売の流れをいかに進めていくかを
今風のマーケティング的に説明していきます。
商品、宣伝、価格等マーケティング要素たっぷりの解説です。

お勧めポイント

行政書士の本というより、まるでマーケティング解説本です。(特にデジタルマーケティング)
この本は数ある行政書士本のなかでも、最も開業して業務を進めて行く上で、有用な説明をしている本の一つではないでしょうか?

行政書士の商売をしていく流れとして、

最初にどの様な事業計画を作るかが重要とのことです。
開業する前に事業計画を作ることが大事。そもそもどうやって商売していくかを事前に考えることが必要とのこと。)

そして、まず、知ってもらう、自分の告知活動から始める。
チラシ、タウン誌等紙媒体の、今までの伝統的な、アナログな宣伝活動だけでなく
ホームページ、SNS(Facebook、Twitter、Instaguram、You Tube)などのデジタル系も使って宣伝活動をすると言っています。
(今あるすべての媒体を使用する)
(非常に貪欲です)

開業してから3年間の間にした仕事は、8割がホームページから来たと言っているのは印象的です。
(そんなにホームページから仕事が来るんだ?!)
(そもそも行政書士ってどうやって顧客を開拓するのかわからなかったけど、
デジタルマーケティングで結構仕事を獲得できるんだな?!)

重要な事ととして、
売る商品を決める事
信用をまず最初に売る
・行政書士は顧問契約がない商品が多いので、継続収入の流れを作るのに工夫がいる
と言われているのが印象的ですね。

とにかく、
行政書士を一つの商売と考え、いかにマーケティングを使い、売っていくかを書いている本です。

行政書士と言う古いイメージ(個人的なイメージですが)を打ち壊し、デジタルマーケティングを前面にだし、マーケティング用語も使い解説していっています。

第1章知ってもらうにでてくるWord Pressを使って自力でホームページを作成する部分の解説について、最初に読んだ時は(1年前ぐらいに最初に読み、最近2回目を読みました(2023年2月))まったくわからず、とばし読みをしていましたが、今ではよくわかり、書いてある以上のこともわかる様になったことは考え深い。(個人的な話しですが)

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お勧め2. 副業としての週末行政書士 Q&A 60

白周り赤い中の本

鈴木重光 「副業としての週末行政書士 Q&A 60」中央経済社(2017年5月25日)

著者・本の構成

著者

著者は、信託銀行で働いている傍ら、副業として行政書士を開業している
鈴木重光先生です。

もう10年も副業生活をしている様です。
最近流行の副業~のはしりの様な方ですね。

私もこの本を読んで、「行政書士+副業」だあ~!行政書士は副業できるんだ~!と思ったものです。

本の構成

Q&A形式で、行政書士の開業のことや行政書士の副業活動、週末副業活動のことを説明していく内容となっています。

お勧めポイント

やっぱりなんと言っても、副業行政書士と言えば、この本でしょう!
この本を読むと、
週末の土日を使って、行政書士の仕事ができるんだな~とわかります。
週末やりやすい行政書士の商品としては、「遺言書・相続手続き」と言っています。
なぜなら、
・顧客が土日休みの法人でなく、個人相手だから
・個人相手(土日休みが多い)だから、土日に講演を開催しても聞きに来てくれる
からの様です。

他の業務もやり方次第では、土日にやれるとも言っています。
(役所の届出関係は、平日動けないと非常に厳しいと思いますが)

重要なこととして、言っていることは、
相談重要(相談があって、依頼に結びつく)
・相談増やすためには、講演するが一番効率が良い。
・週末副業なので、土日の相談受付を考える。

又、週末・副業のこつとして以下のセリフが印象に残ります。

「一般的に,まず,相談だけであれば,平日にこだわる必要はありません。」

(鈴木重光 「副業としての週末行政書士 Q&A 60」中央経済社
(2017年5月25日)15頁)

 

この本に目的のないホームページは作らないとありますが、現在(2023年)は、ホームページがある様です。
(2017年時のこの本では、前記の上山先生と違って、ホームページの効果を疑問視していて、ホームページ否定派の様に書かれていますが(?))
前記上山先生とこの鈴木先生は、メインの取り扱い商品は同じ遺言書・相続手続きなのですが、ホームページの考え方がぜんぜん違う様です。
しかし、直接的な売り込み方法は同じで、セミナー・講演により、見込み客を集客して、そこから商売に繋げ成約させていく流れですね。

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お勧め3. 副業・行政書士開業マニュアル

行政書士開業

川口弘行「副業・行政書士開業マニュアル」アスキー・メディアワークス(2010年22日)

著者・本の構成

著者

次は結構古い出版年(2010年)の本です。
どちらかというとIT系行政書士と言う感じの川口弘行先生が書いています。

行政書士のホームページを作った先生の草分け?(1996年当時行政書士のホームページは、川口先生のものを含め2サイトだけ(?)とのこと)ほぼ初めてに近い感じで作った方ですね。

それでいて、本の題名に副業と付けているので、結構副業行政書士の先駆け的な先生ではないでしょうか?

本の構成

・行政書士の状況・実態
・行政書士専業は厳しい
・副業行政書士の勧め
・副業行政書士やり方
と言った構成です。

お勧めポイント

行政書士一人で稼げるのは、年間売り上げ1千万円までと言われているのが印象的です。

行政書士の単独売上高は、1千万円が上限だろう

(川口弘行「副業・行政書士開業マニュアル」アスキー・メディアワークス
(2010年22日) 頁)

(色々なやり方があるので、決まったことではないと思いますが)
又、1千万円といっても可処分所得ではなく、売り上げが不安定で、行政書士専業を5年間続けたが、2回過労で入院したと言っています。
仕事はとても楽しかったがとのこと

注目ポイントとしては、
・行政書士の商品開発
事業計画
・行政書士報酬額:タイムチャージの考え方
行政書士廃業多い、厳しい
と言っていることですね。

 

お勧め4. 45歳以上の「普通のサラリーマン」が70歳まで稼ぎ続けられる方法

人が指差し

佐藤敦規「45歳以上の「普通のサラリーマン」が70歳まで稼ぎ続けられる方法」
日本能率協会マネジメントセンター(2022年6月30日)

著者・本の構成

著者

著者は、普通のサラリーマンだった様ですが、50歳目前で社会保険労務士の資格を得て、多少転職を繰り返し、現在社会保険労務士法人に勤務している先生です。

本の構成は、

・資格取得の勧め
・資格の勉強の仕方
・資格の利用の仕方
・資格で独立するなら
と言った感じです。

お勧め行政書士の本とタイトル付けしていますが、すみません。この本は行政書士のみの本ではありません。どちらかというと「中高年が国家資格をとって人生を好転させよう」という話しをしている本です。又この本の著者は、行政書士でなく、社労士の先生でもあります。

お勧めポイント

資格の取得のお勧めの話しや勉強方法について、これから何らかの資格を取ろうと思っている方に参考になるでしょう。

個人的に重要と感じたところは、資格の利用の仕方で、

「今、いる会社でずっと働き続けようと考えている人は、そのほうが賢明かもしれません。しかし転職、独立などを視野に入れるのであれば、自らも情報を発信していったほうがよいでしょう。」

(佐藤敦規「45歳以上の「普通のサラリーマン」が70歳まで稼ぎ続けられる方法」日本能率協会マネジメントセンター(2022年6月30日)、182頁)

この様に書いているところです。

確かに何かを変えるために資格取得を志し、勉強して、合格して、資格を取得できた時、何をすべきか悩むところになります。
(そのまま、すぐに独立開業できれば、その時点の悩みはないのでしょうが)

その悩みの一つの答えがここの部分だと思います。

個人的には、この著者の先生はどういった経緯で、この様に本を出版できることになったのかが非常に興味がありましたが。
(この本ではこのことは具体的に説明がありませんでしたが)

45歳以上の「普通のサラリーマン」が何が起きても70歳まで稼ぎ続けられる方法 [ 佐藤 敦規 ]

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まとめ

お勧め1. 年商 1000 万円をめざすひとり行政書士の開業・集客・受任ガイド
お勧め2. 副業としての週末行政書士 Q&A 60
お勧め3. 副業・行政書士開業マニュアル
お勧め4. 45歳以上の「普通のサラリーマン」が70歳まで稼ぎ続けられる方法

まとめると行政書士他 お勧め本4選はこの様になります。

行政書士他士業本を4つ並べましたが、
行政書士に限らず、何か資格を取ろうかと思った時や資格を取った後に、
本当に資格を取るべきなのか?何かこれからどうしようか?
と考えた時に、

何か道標の一つとして、この様な本を読んでみるのも良いのではないでしょうか?

参考になれば幸いです。

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