資格の勉強をしよう! 社労士の資格を取るために勉強しよう!と思った時に、まず考える事はどこの学校、予備校、資格講座、通信講座を利用して、勉強しようかと考えることではないでしょうか?
また色々な資格講座がありますが、次に考えることはお金のことではないでしょうか?
懐具合によっては、色々ある資格講座もすべて選択肢に入ると言うわけではありません。
この様な場合、より資格講座料金が安くなる方法はないかな?どうすればよいかな?
と考えた時の一つの提案として、雇用保険法の「教育訓練給付」と言うものがあります。
では、その解説をしていきましょう。
・社労士資格講座でお勧めはあるかと探している方?
・社労士資格講座で安いのはどれかと検討している方?
・社労士資格講座が安くなる方法はないかと考えている方?
・教育訓練給付とは何かと疑問に思っている方?
社労士受験をしようと思うんだけど、何かいい資格講座はないかな~?
なるべく安いのが良いのだけど。
資格講座は色々あるね。種類としても通学、通信、独学(これは資格講座でないけど)とあるし。でもより安くすると言うなら、「教育訓練給付」を利用するのがお勧めだよ。
社労士資格講座の種類
資格講座も色々あると言うがどんなのがあるの?
ではそれから説明していこう!
通学
資格の学校に実際に通って、対面で講師の授業を受ける講座
特徴
・昔からある
・比較的講座料金が高め
・対面リアルだから講義が楽しめる(おもしろい講義なら)
・わからないことはすぐに講師に聞ける
・同じ受講生と受験仲間として友達になれる
・現状コロナの影響で通学が下火になっている?
代表的講座
・大原予備校、TAC、LECなど昔からある資格予備校等の講座
通信
昔は本当にテキストだけ送られてきて、自分で読んで問題を解いて、回答を送って、添削が戻ってくると言うどちらかというと独学に近い感じでしたが、今はインターネットの進歩により、Web上で、ビデオ録画方式かライブ方式で授業を受けられるので、よりリアルの通学に近い様になりました。
特徴
・インターネットにつながる通信環境さえあれば、いつでもどこでも講義を受けられる。
・比較的講座料金が安め
・通学のリアルに近い臨場感あり
代表的講座
・クレアール、フォーサイト、少なくとも20年ぐらい前はなかった比較的新しい学校の講座
・ユーキャン等昔からある通信講座
独学
昔も今も一緒で、自分でテキスト、問題集を買って、自分で学習していく事です。自分の意思力が重要となります。
色々と資格講座の種類があるんだね。でもやっぱりお金だよね!自分に合った講座で、より安いほうが良いよね!
そこで!教育訓練給付を利用しては?
教育訓練給付制度
教育訓練給付制度は、簡単に言えば、勉強したら費用をいくらか補填してくれる制度です。
教育訓練給付制度とは、
厚生労働大臣が指定する教育訓練の指定講座を受講修了した際に、受講費用の何割かが支給される仕組みです。
対象者条件
4つのパターンのいずれかに合う方が対象者となります。
・受講開始時点で、会社員(雇用保険加入者)である
・今までに教育訓練給付を受けたことがない
・雇用保険の加入期間が1年以上ある
・受講開始時点で、会社員(雇用保険加入者)である
・今までに教育訓練給付を受けたことがある
・前回の受講開始日以降、雇用保険の加入期間が3年以上ある
・受講開始時点で、会社員(雇用保険加入者)ではないが、離職して1年以内である
・今までに教育訓練給付を受けたことがない
・雇用保険の加入期間が1年以上ある
・受講開始時点で、会社員(雇用保険加入者)ではないが、離職して1年以内である
・今までに教育訓練給付を受けたことがある
・前回の受講開始日以降、雇用保険の加入期間が3年以上ある
教育訓練の種類
一般教育訓練
支給率
受講料の20%(上限10万円)が受講修了後に支給される
支給手続き
・資格講座修了後
・ハローワークで支給手続きをする
(手続き期限:資格講座修了日の翌日から1ケ月以内)
特定一般教育訓練
支給率
受講料の40%(上限20万円)が受講修了後に支給される
支給手続き
・受講前にキャリアコンサルティングを受ける
・受講資格確認
・資格講座修了後
・ハローワークで支給手続きをする
(手続き期限:資格講座修了日の翌日から1ケ月以内)
専門実践教育訓練
支給率
受講料の50%(上限40万円)が受講中6ケ月ごどに支給される
他条件を満たせば追加支給等あります。
支給手続き
・受講前にキャリアコンサルティングを受ける
・受講資格確認
・資格講座修了後
・ハローワークで支給手続きをする
(手続き期限:資格講座修了日の翌日から1ケ月以内)
参照:教育訓練給付制度:厚生労働省
教育訓練給付利用可能講座
教育訓練給付が利用できる資格講座は、色々とありますが、以下に給付種類別に記載していきます。
一般教育訓練給付
1.資格の大原
・有名
・受講料高め
・通学
社会保険労務士コース一覧:資格の大原
2.TAC
・有名
・受講料高め
・通学、通信、eラーニング
一般教育訓練給付制度のご案内:TAC
3.LEC
・有名
・受講料高め
・通学、通信、eラーニング
社会保険労務士の対象講座-教育訓練給付制度:LEC東京リーガルマインド
4.クレアール
・受講料少し高め
・通信、eラーニング
教育訓練給付制度と対象講座・社会保険労務士:資格 合格クレアール
5.フォーサイト
・受講料安め
・eラーニング
フォーサイトの社労士通信講座:フォーサイト
6.ユーキャン
・有名
・受講料休め
・通信、eラーニング
価格:79,000円 |
特定一般教育訓練給付
・アベルト社労士合格塾(愛知県清須市)
・大原法律公務員専門学校(北海道札幌市)
・大原簿記法律専門学校難波校(大阪府大阪市)
他
等ですが、他にもありますので、下記で検索できます。
参照:検索システム:教育訓練給付制度・厚生労働大臣指定教育訓練講座
教育訓練給付のメリット・デメリット
メリット
・なんてったって、講座費用の一部が戻ってくることになるのは大きいです。
一般教育訓練給付の20%と言えば、仮に200,000円の講座なら、40,000円も戻ってくることになります。
デメリット
・支給手続きが面倒くさい。
・わざわざハローワークへ行かなくてはならない!
・特に特定一般教育訓練給付は事前にハーローワークへ行って、キャリアコンサルティングを受けなくてはならないので、よけい面倒くさい。
まとめ
この様に教育訓練給付制度の説明と利用可能資格講座を紹介しました。
参考になれば幸いです。
私事ですが、かつて私が社労士受験する時は、通学を選択しました。なぜなら、まわりから通信講座(やっぱり安かったので)にしようと思っていたら、絶対続かないので、通学が良いよとアドバイスされたからです。
通学だとリアルに講師の講義を受けられて、リアルの臨場感、講師の余談、参考話し等あり、ただ勉強しているだけではなく、非常に講義自体が楽しみで、面白いと感じていました。
又、当時の教育訓練給付は改正前で給付割合80%でしたので、ほとんどの受講料が返金された記憶があります。
社会保険労務士です。
2022年9月に登録しました。
行政書士は登録準備中です。
まず副業から始めて、士業開業を目指していきます。
ブログも始めました。
士業を目指している方どうぞよろしくお願いします。
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